このパスタについて・・・
日本でよく見かけるカルボナーラは、
生クリームや牛乳を使ったものが多く、それはそれでとっても美味しいのですが、
ここで紹介するのは卵黄とチーズだけでコクをだす、本場イタリアのラッツィオ風のカルボナーラです。
まずはこれを作って、
「家庭でも十分美味しいパスタが作れるんだ」ということを実感してみて下さい。
使用するパスタは、スパゲッティ(1.6mm〜)かフェットチーネがお薦めです。
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〜 材料 〜
一人分/麺100g用(大盛り150g用) |
・粉状パルメザンチーズ またはペコリーノロマノチーズ |
30g(40)
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・適当に切ったベーコン |
30g(40)
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・白ワイン |
10cc |
・卵黄 |
2個 |
・塩 ・粗引きブラックペッパー ・パセリ |
適量 |
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1.ベーコンをじっくりいためる。
バターを溶かしてフライパンを傾けて池を作り、強火でベーコンを揚げるようにいためます。
ここでどれだけじっくりとベーコンをいためたかで、
カルボナーラの美味しさはかなり決まります。
カリカリになる直前までいためたら、白ワインを少しふって、風味をつけます。
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2.といた卵黄とチーズを加える。
美味しいカルボナーラにするには、やはりチーズは自分ですったほうがよいです。
粉チーズと比較すると、グラムあたりの値段はほとんど同じなのに、味は天地の差があるのです。
そして混ぜ方ですが、とにかく注意したい点は卵を固まらせないことです。
卵が玉子焼き状になったカルボナーラは最悪です。慣れればフライパンの上でもいいのですが、
はじめのうちは、湯で暖めておいたボールの上で作業することをお薦めします。
パルメザンチーズはもともと濃い味なので、最後に、味をみながら塩で味を調えてください。
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3.盛り付ける。
皿にもりつけて、全体に粗引きブラックペッパーと、きざんだパセリをちらします。
そもそもカルボナーラの名前の由来は黒胡椒による黒い斑点からきているので、
忘れないでやってください。僕はちょっと多目にかけるのが好きです。
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