このパスタについて・・・
定番なスープスパゲッティを作りましょう。
基本的には、キノコのぺペロンチーノにお湯と調味料をたしただけの簡単パスタです。
洋風バージョンのレシピも用意してありますが、
ここでは醤油と昆布茶を使った和風スープスパを作ります。
昆布茶というのは、
昆布の旨みと効用を凝縮した和風調味料で、少し使用するだけで、パスタが「わふう!」になります。
とっても便利で値段もお手ごろですし、
このサイトで紹介している和風パスタにも使われることが多いので、
これを機会に使ってみてください。
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〜 材料 〜
一人分/麺100g用(大盛り150g用) |
・みじん切りしたニンニク |
5g |
・適当に刻んだしめじ |
30g |
・細切りしたエリンギ |
30g |
・細切りしたシイタケ |
10g |
・日本酒 |
10cc |
・昆布茶 |
3g(4) |
・醤油 |
10cc(13) |
・輪切り唐辛子 |
一つまみ |
・オリーブオイル |
20cc(30) |
・塩 ・刻んだ大葉 |
適量 |
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1.材料を切る。
スープ系では、キノコは、少し小さめに切っておくと食べやすいので、エリンギとシイタケは細切りにし、
しめじは適当に刻んでください。(写真上)のような感じになればOK。
そして、にんにくは皮をむいてみじん切りにします。ガーリックアッシュとも呼ばれる状態が(写真下)です。
輪切りにするのとどう違うかというと、火の通りがよくなり、また個体としての存在感がなくなります。トマトソース系やミートソース系パスタでは、
みじん切りにすることが多いです。
あとは輪切り唐辛子と、適当に刻んだ大葉も用意しておいて下さい。
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2.ニンニクをいためる
オリーブオイルを使い、弱火でニンニクをいためます。ニンニクを使うパスタで最も重要といえる段階です。
みじん切りされたニンニクは、輪切りしたときよりも熱が通りが早いので全神経を集中させてください。
ここで失敗したら、いさぎよくオイルごとすてて、はじめからやり直したほうがよいです。
ポイントとなるのは、オイルが冷たいうちからニンニクをいれて、ゆっくりといためていくことです。
じっくりと炒めれば炒めるほど、それだけニンニクの旨みがオイルに伝わるからです。
そして、オイル系やソース系では、少し狐色になり始めたと思ったら次の段階にすすむのがよいのですが、
スープ系では狐色になる直前に次の段階にすすむのがベストです。
にんにくの色が変わり始めたと思ったら、輪切り唐辛子を入れて次の段階へすすみます。
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3.キノコをいためる
しめじ、エリンギ、シイタケをいれて中火でじっくりいためます。じっくりいためることで、
キノコのうまみ存分にだされるのです。火が通ってきたな、と思ったら日本酒をいれて風味づけします。
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4.ゆで汁と調味料をいれる
パスタのゆで汁150cc(大盛りなら200)をカップにとり、そこに昆布茶をとかしておきます。
昆布茶はとけやすいので、すぐにとけてくれます。すると、あっという間に昆布のだし汁にはや代わり。
便利ですね〜。そこにさらに醤油を混ぜたものを、
3に流し込んで火を通します。
醤油だけでなく、昆布茶も塩分を含んでいるので、味を見ながら塩で味を調えます。
このスープは全部飲むべきスープなので、しょっぱすぎるとよくありません。
そのあとゆでたパスタをからめます。
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5.盛りつける
深皿にもりつけます。盛りつけのコツとしては、中央にパスタを盛り、まわりにスープを注ぎ、
ちょうど島が浮かんでいるようにするとよいです。あとは大葉を散らして完成。
唐辛子の赤と大葉の緑が、なんともいい感じです。
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