エビは、殻をとって背中に5mmほどの切れ込みをいれて背ワタをとります。こうすることで、焼いたときの見栄えをよくします。

ほうれん草はゆでておき、適当な大きさに切ります。

大葉は、一人分で5枚程度を使います。重ねて3〜5mm幅に細切りしますが、包丁よりも調理ばさみを使用したほうがうまくいきます。

オリーブオイルをフライパンにとり、とろ火でニンニクをいためます。ニンニクを使うパスタ（特にオイル系）で最も重要ともいえるのがこのニンニクをいためる段階です。 ニンニクをこがしてしまうと（狐色にしてしまうと）、ソースとなるオイルが独特な苦味をもってしまいます。もしここで失敗したと思ったなら、いさぎよくオイルごと捨てて、はじめからやり直したほうがよいです。

ポイントとなるのは、オイルが冷たいうちからニンニクをいれて、ゆっくりといためていくことです。 じっくりと炒めれば炒めるほど、それだけニンニクの旨みと香りがオイルに伝わるからです。 余熱でもニンニクは変色していくので、色づき始めたと思ったらすぐに次の段階にすすみます。

強火でいっきにエビをいため、白ワインをふってアルコール分をとばし風味をつけます。 エビは、いためすぎてかたくなってしまわないように注意。

ホウレン草、ジョノベーゼ、バターを加えて火をとおし、塩で調味します。

そしてゆでたスパゲッティを加えてよくからめます。

皿にもりつけて、パルメザンチーズを全体にかけ、 中央に大葉をそえます。