クリームソースについて・・・
さまざまな料理に活用できるクリームソース(ベシャメルソースやホワイトソースとも)は、牛乳から作る、ほんのりとした甘みとコクのあるソースです。
缶詰などで売られている市販のクリームソースもそうですが、トロっとした半液体状のソースを牛乳で適当にのばして使います。
一般によく知られた作り方は、「溶かしたバターで薄力粉をいため、牛乳を少しづつ加えながら煮る」という単純なものですが、
ダマになってしまったり硬さの調整がうまくいかなかったり、なかなか難しいです。
ダマをつくらないポイントとして、たくさんのバターを使うだの、暖めた牛乳を注ぐだのよく言いますが、それでもコツをつかむのにはある程度の練習が必要です。
ここでは初心者でも失敗しない方法を紹介します。それは薄力粉をあらかじめ牛乳に混ぜておくという方法です。
いためなくて粉っぽさが残らないのか?と思うかもしれませんが、煮込み方に気をつければ全然大丈夫です。
これでクリームソースを買う必要はなくなります!
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〜 材料 〜
約200cc分 |
・牛乳 |
300cc |
・小麦粉(薄力粉) |
15g
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・バター |
10g |
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1.冷たい牛乳を混ぜるだけ!
カップ等に小麦粉(薄力粉)をとり、冷たい牛乳200ccを少しずつ注ぎながら、よく混ぜていきます。
ここで小麦粉が均等に牛乳に散ることが最も重要となります。
牛乳をいれたカップの中に小麦粉を加えるという逆の作業をしてしまうとダマになりやすいので注意。
小麦粉をあらかじめふっておくとより確実です。
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2.バターを溶かす。
バターの風味を出すため、小さめのフライパン(もしくは小鍋)にバターを溶かしておきます。
小麦粉をいためるわけではないので、無駄に多くなくてもかまいません。
ダイエットしている方にとってもうれしいクリームソースです。
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3.弱火でゆっくり煮ていく。
弱火にして、フライパンに1の小麦粉入り牛乳を少しずつ(50ccくらい)加えていきます。
気をつけることは沸騰させないようにすることと、たえずヘラで混ぜること。
泡が出てきて少しぐつぐつとしたら小麦粉入り牛乳を追加していく、という作業を繰り返します。
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4.トロっとしたら完成。
弱火のまま、牛乳100ccを少しずつ加えていきます。3と同様、沸騰させないように気をつけ、
よく混ぜながらソースをのばしていきます。硬すぎても、水分が多すぎてもいけません。
トロっとしたら完成です。
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※使用する!
クリームソース(ホワイトソース)は、基本的に「クリーム系」のパスタ全般に使えます(和風系クリームパスタなど、相性のよくないパスタも一部あり)。
これらのレシピでは、生クリームを使ってコクをだしていますが、これをクリームソースに置き換えて使用してください。
共通することは、パスタ料理にクリームソースを使う場合、ややゆるめに使うことです。
市販のクリームソースを使う場合でもそうですが、ちょうどパスタにからむ程度に牛乳を使ってのばし、調整しましょう。
以下にクリームソース(ホワイトソース)と特に相性のよいクリーム系パスタを紹介します。
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