低カロリーでビタミンB1と食物繊維が豊富なキノコはいろいろなパスタに使えるので、シメジ、エリンギ、マイタケあたりを常備しておくとよいでしょう。
ソースにキノコの旨みを伝えたい場合は中火でじっくりいため、食材として楽しみたい場合は旨みが逃げないように強火で一気にいためます。
トマトソース系は前者、オイル系や和風系は後者で処理する事が多いですが、これは好みによってもかえてもよいです。
キノコが主役となるパスタは次のようなものがあります。
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パスタに関して万能な食材はなんですか、と聞かれたら、
僕は「シメジ」と答えると思います。
香りや味にクセがほとんどなく、どんな食材やソースにもあいます。
使う食材に迷ったらとりあえずシメジ!!
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豊かな香りをもつ歯切れのよいキノコです。
北アフリカ・地中海沿岸・中央アジアに分布し、日本では生息しない種でしたが、
最近ポピュラーになってきました。
どんな食材にもあいますが、特にバターやクリームとの相性が抜群です。
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もともとは、日本と中国でしかお目にかかることのできない貴重なキノコだったのですが、
最近は安価になり、すっかりおなじみのキノコになりました。
クセがないので、シメジやエリンギと同様に万能ですが、
キノコのコクをだすにはシメジよりも若干優れており、特にトマトソースとは相性抜群です。
また、アメリカでは健康食品として知られる食材でもあります。
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シイタケ |
英名:Shiitake mushrooms | |
日本料理や中華料理でおなじみのキノコ。カサの部分を細切りするかみじん切りして使います。
いためることでオイルやソースにシイタケ独特の風味が伝わり、
クセのある味になるので、シメジのように万能とはいえませんが、和風なパスタには有効です。
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えのきたけ(ナメタケ) |
英名:Enoki mushrooms | |
適当に刻んだものをいためてソースとからめたりして使ってもよいのですが、僕が愛用しているのは、
右下写真のような、味がついたナメタケです。
味付けナメタケや味付けナメコは、ご飯と相性がいいのと同様に、パスタとも相性がよく、
これと昆布茶をパスタにからめて、ノリなどを添えるだけで簡単な和風スパになります。
大根オロシとの相性もよく、そのコンビネーションもなかなか使えます。
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キクラゲ |
英名:Cloud ear mushrooms | |
乾燥したものが売っているので、それを水でもどして使用します。
コリコリとした食感がアクセントになります。
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ヨーロッパの松茸として知られる、香味豊かなキノコ。
日本では通常、乾しシイタケのように乾燥したものが売られているので、
それを小一時間お湯につけてもどしてから使用します。
どんなタイプのパスタも、加えることで上品な味に仕上げてくれますが、
旨みを伝えることがメインなので多用するものでもありません。
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